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中京商、中京、中京大中京 歴史 

 
【中京商、中京高、中京大中京 沿革】
1923年 中京商業学校として創立
1948年 学制改革により中京商業高等学校に改称
1967年 中京高等学校に改称
1995年 現在の中京大学附属中京高等学校に改称

2017年夏の大会終了時点で
春の大会通算55勝(全国1位、2位は東邦(愛知)の51勝)、
夏の大会通算78勝(全国1位、2位は松山商(愛媛)の60勝)、
春夏通算133勝(全国1位、2位は龍谷大平安(京都)の99勝)、
春の大会優勝4回(東邦と並んで全国1位 )、
夏の大会優勝7回(全国1位、2位は広島商(広島)の6回)、
春夏通算優勝11回(全国1位、2位はPL学園、松山商、広島商の7回)の
学校法人梅村学園中京大学附属中京高等学校。
準優勝は春4回、ベスト4までいったのは春5回、夏6回。
春夏通算180試合で勝率が.739で全国第4位です。
三年毎に選手が入れ替わる高校野球でそしてこの試合数でこの勝率は驚異的です。
この戦績を維持していくには春だと3勝、夏だと4勝以上が必要になります。
中京大中京を上回る勝率なのは、大阪桐蔭、PL学園、池田の3校のみ。

◇春夏戦績
出場 敗 勝率優勝準優勝
中京商338423.785103
中京142814.66700
中京大中京112110.67711
5813347.739114











学校法人梅村学園は1923年(大正12年)、
水戸学の精神「文武不岐」の流れを汲む教育者・梅村清光が
建学の精神「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」を掲げて創立した
中京商業学校を母体として誕生しました。

「野球を校技とする」
大正12年、中京商業として創立した時、
創立者(学校長)の梅村清光はこう号令をかけたそうです。
校訓は「真剣味」。

夏、決勝進出時は7回ともすべて優勝し、唯一の大会三連覇も果たしています。
三連覇がかった1933年の準決勝では、
明石中と球史に残る延長25回の激闘を制しており、
この時のエース吉田正男の甲子園23勝は史上1位の記録です。
ちなみに2位は桑田真澄(PL学園)の20勝です。

延長25回
■延長25回


1937年はのちに「打撃の神様」と言われた川上哲治投手を擁する熊本工を
決勝でエース野口二郎の好投で破って優勝します。
この野口、プロ入りした1942年に阪神戦で完封し、二日後の朝日戦でも先発し、
九回一死まであわやノーヒットノーランの快投を演じます。
その夜、知人から川上と共に日比谷の料亭に招かれ
ついつい深酒してしまいます。
太平洋戦争真っ只中だった当時、制限されていたアルコールを
どれだけ吞んでも構わないと勧められれば致し方のないところです。
翌日の対名古屋軍戦に二日酔いで先発し、世界最長の延長28回を完投する
という、人間離れした活躍をしました。
この試合、名古屋の先発、西沢道夫も28回を完投しています。

この試合で先発マスクを被ったのが実兄の明。
彼は明石中との延長25回でもマスクを被っており、
プロ・アマ両方の最長イニング試合に関わっていることになります。
そして野口家4兄弟は全員プロ野球選手になっています。
また二郎は投手ながら打者としても非凡な才能をもっており、
31試合連続安打は当時の日本記録でもありました。
(現在の記録は高橋慶彦(広島東洋)の33試合連続)
通算237勝は甲子園優勝投手として最多勝記録です。

◇1933年8月19日 第19回全国中等学校優勝野球大会 準決勝 延長25回
101112131415161718
明石中(兵庫)
中京商(愛知)

19202122232425
1x1x






◇1942年5月24日 大洋対名古屋5回戦(後楽園球場)延長28回 
101112131415161718
名古屋
大洋

19202122232425262728






当日は春季シーズン最後の日。
今では考えられない変則トリプルヘッダーが行われており、
第一試合は延長14回の末に3対2で朝日が名古屋に勝利、
第二試合は1対0で大洋が読売に勝利、
そしてこれに続く第三試合が名古屋対大洋戦だったのです。
従って名古屋の選手は第二試合を休んだだけで合計42イニング、
大洋の選手は2試合ぶっ続けで37イニングを闘い抜いたことになります。
戦時中だった当時は、軍部から必ず勝敗をつけるようにとのお達しがあり、
イニングによる引き分け制度がなかったのでした。
延長25回が終わった時には
「中京商対明石中の延長25回を抜き日本新記録」、
延長26回が終わった時には、
「アメリカ大リーグの延長26回を抜き世界新記録」とのアナウンスが
されたそうです。
しかしまだ外は明るかったものの、
表彰式を行うために試合は延長28回で打ち切られました。
延長27回裏、大洋は走者二塁で左中間を破る当たり。
サヨナラかと思われましたが何と二塁走者が三塁を回った所で転倒。
選手達がヘロヘロだったことも打ち切りの理由だったのかもしれません。
ちなみに後楽園球場にナイター設備ができたのは1950年になってからです。


延長28回
■延長28回

初出場は昭和6年の春・第8回大会、夏・第17回大会。
この大会で初出場ながら春は準優勝、夏は優勝。
その翌年、翌々年ともに春・ベスト4、夏・優勝で夏は三連覇。
戦前で既に40勝。
この段階で早くも全国トップ。
2014年夏終了時点でも通算40勝以上している学校は23校しかありません。
池田(徳島)が42勝であることを考えれば、
いかにハイペースだったかがわかると思います。

1966年には作新学院以来の史上2校目の春夏連覇も達成しています。
今大会優勝すれば、この時以来の43年振りの全国制覇になります。
これらのことからも分かるように、
中京大中京は正に高校野球史の生き証人のような名門校なのです。
野球部OBには江藤省三(読売-中日、前・慶応義塾大学硬式野球部監督)、
木俣達彦(中日、解説者)、稲葉篤紀(ヤクルト-北海道日本ハム)、
嶋基宏(東北楽天)等がいます。
2014年時点でプロ野球選手になったのが76名。
これはPL学園に次ぐ人数なのですが、
その割にはプロ野球で大成した選手が少ないとも言えるでしょうね。
フィギュアスケートの安藤美姫、浅田真央の母校でもあります。


◇中京商、中京大中京の夏の歴代決勝戦戦績
スコア対戦相手備考
1719314対0嘉義農林夏の大会初出場
1819324対3松山商延長11回・連覇
1919332対1平安中三連覇
2319373対1熊本工
3619543対0静岡商
4819663対1松山商春夏連覇
91200910対9日本文理












ちなみにキャッチャー磯村の家系は凄いです。
祖父、父、叔父、兄と甲子園に出場しており、
祖父は愛知商から出場、以外の三名は中京大中京の先輩にあたります。
嘉孝に至っては4季連続出場で優勝経験者。
"磯村一族"で甲子園19勝を挙げています。
これは初代ミスター・タイガース藤村富美男を筆頭に
七名が甲子園出場した"藤村一族"に次ぐものではないでしょうか。


◆磯村選手の父、吉範さんが出場した試合
◇1975年3月28日 第47回選抜高等学校野球大会 一回戦(開幕ゲーム)
倉敷工(岡山)16
中京(愛知)15

中京は一時、11点差を追い付きます。
この11点差というのは、甲子園で最もリードされたゲーム展開で
追い付いた試合なのです。
そして15点取りながらも負けたのは後にも先にもこの試合だけなのです。
そしてセンバツでの金属バット導入後の最初の試合でもありました。
セカンドを守っていた吉範さんは、
「外野の間を何度も抜かれてカットプレーで走り回った。
何点入ったか覚えてないなぁ。」
と振り返ります。
吉範さんは中学生のチーム、豊田リトルシニアでコーチをされています。
豊田リトルシニアはかつて堂林、磯村のバッテリーも所属していました。

【リンク】
  
七点差以上を逆転した試合

それから34年後のセンバツで同一カードが組まれることになります。
この試合、レフトで出場した嘉孝は父のリベンジを果たします。
後述する九回2アウトから逆転された報徳学園戦の前の試合のことです。

◇2009年3月27日 第81回選抜高等学校野球大会 二回戦
中京大中京(愛知)
倉敷工(岡山)

◆倉敷工のこの前の試合
◇2009年3月21日 第81回選抜高等学校野球大会 一回戦(開幕ゲーム)
101112
金光大阪(大阪)10
倉敷工(岡山)2x11x

兄・拓範さんが出場した第86回夏の大会では済美(愛媛)にサヨナラ負け。
相手投手は福井優也(広島東洋)でした。

◇2004年8月19日 第86回全国高等学校野球選手権大会 準々決勝
中京大中京(愛知)
済美(愛媛)1x2x


サード河合の兄ふたり、長男陵甫さんは2004年夏8強メンバー、
次男純吉さんは2008年春に三塁ベースコーチとして甲子園の土を踏んでいます。

大藤監督サインボール
■大藤敏行監督、一坂和孝部長 寄せ書きボール (写真:甲子園歴史館)

中京大中京寄せ書きボール
中京大中京寄せ書き+大藤監督
■中京大中京 寄せ書きボール (写真:甲子園歴史館)
 

また森本の父、茂さんも三重の海星から甲子園の土を踏んでいます。
五番バッターでセカンドだった茂さんは、4打数2安打(内野安打と二塁打)の活躍。
身長180cmの大型セカンドとして注目の選手でした。

◇1977年8月12日 第59回全国高等学校野球選手権大会 二回戦
海星(三重)
熊本工(熊本)
 

 


 

テーマ: 高校野球

ジャンル: スポーツ

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